去る10月30日より東京上野の国立科学博物館に於いて「日本を変えた千の技術博」が開催されています。
本年は、あまり言われていないのですが明治維新より150年という節目の年にあたります。この間に様々な技術が現れて日本を変えました。150年前の人が現在の姿を見たら、そのあまりの変貌に驚くことでしょう。もしかしたら変わりすぎていて意味が分からないかもしれません。
千の技術の内訳は暮らし、産業、モノ、生命、まちづくり、コミュニケーションなど多岐に渡っておりますが、その中の一つとしてセルロイドが取り上げられました。
ご存知の通りセルロイドはプラスチック樹脂の先駆けとしてブラシ、玩具、眼鏡、箱類、文房具等、生活のありとあらゆる場面に登場しました。中には思いもつかないものもありました。それがどのようなものかはセルロイドハウス横浜館にお越しいただければ説明いたします。
横浜館からは今回の展覧会にあたりまして起き上がり、筆箱、人形など約30点を貸し出しました。どこに展示されているかはご来館されての楽しみとさせていただきます。
今回の技術博に横浜館、産業文化研究会などのメンバーが視察に行きました。様様の技術に感心したり懐かしがったりしました。一番興味のあるセルロイドの展示に関しまして、どのような反応を示したかはご想像にお任せします。
とにかくここでお話しするよりもどのような内容になっているか「百聞は一見に如かず」ですので、ぜひ足をお運びください。期間は来年の3月3日までの長丁場ですので一度といわず、二度三度とお出かけください。
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